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「何がいる?」
「いつもので」
やっとここに来た目的の話になった。
「んじゃお代はいつも通りね」
レンは頷き用意していたお金を手渡す。確かにとミクはお金を確認するとにこりと微笑んだ。
「新しいのあるけどいる?いるならサービスで入れとくよ?」
「どんなの?」
「薬というよりは食べ物に近いんだけど、栄養状態を改善させる薬かな。使い過ぎると太るけど」
詳細をさらさらと紙に書いていく。
「じゃあそれもらうよ。使ってよかったらまた買いに寄るね」
レンの言葉にミクはありがとうと答えた。
「お金ちゃんともらってるの?お金もらうの嫌いかもしれないけど、最低限はもらいなよ?リンちゃんたちも生活あるんだから。贅沢してるわけじゃないんだから気にしないの」
大丈夫だよとレンは答える。ミクはいつも同じことを心配して言ってくれる。大丈夫ならいいんだとミクは笑い、今日は泊まっていきなよと自分の家へと招き入れた。
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