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食事を終え着替えを済ませ、レンは客室にミクとリンはミクの私室でくつろいでいた。
「たまには女の子同士もいいよね」
ミクがリンの髪をとかす。さらさらと手に気持ち良い。
「リンちゃんは髪伸ばさないの?」
「伸ばしたいなーって思うんだけど、暑い季節になるとつい切っちゃうんだ」
「レンは短いのが好きなの?レンとはどんな感じ?」
ミクがにやにやしながら尋ねるとリンは真っ赤になる。
「カイトいなくなってからラブラブだったんじゃない?」
リンは違うよと否定するが更に顔が赤くなったためバレバレだった。
「よかったね」
ミクが頭をなでるとリンはこくんと頷く。
「困ったことがあったらいつでも来てね。頼っていいんだからね。仕事関係なしに私はふたりが大好きだからね。血は繋がっていないけど妹と弟だって思ってるよ」
もう寝ようかとミクが部屋の灯りを消す。
同じ布団にくるまってリンは眠りに落ちた。
リンが寝入ったのを確認し、ミクはそっと布団を抜け出した。
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