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~取調室にて~
小倉 也(こくら りあ)と仲のよかった小田切明日烏(おだぎり あすか)は、取り調べ室にいた。重要参考人として。
そこに小倉警視庁長官は、やってきた。まだ取り調べが続いている中、ドアをノックした。
「は~い、どうぞ!」
取り調べをしていた人からそんな言葉が聞こえた。そう言われると、彼はドアを開けた。
「失礼するよ。」
取り調べは二人でしていた。そんな彼らは驚いていた。偉い人がお出ましのせいなのだろう。
「なぜ、あなたが…。」
二人の内の一人が言った。背は、170センチ程で、体型はすらっとしており、まるでトムクルーズの顔のほりが浅いジャパニーズバージョンと言ったところだ。
小倉警視庁長官は顔を微笑ませ、
「私は、どうしても彼に用があってね。席をはずしてくれないかな?」
と言った。
背が180センチで、眉の形が整っていて、大きな目で、一重の男は、
「少しの間、だけですよ。」
そう言って、二人とも席をはずし、ドアの閉まる音がした。
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