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水使いは、聞いていたかは分からないが返事がわりに高圧水流を発射してきた。
「チッ」
闇咲が横によけると、外れた高圧水流が地面に当たり当たった部分のアスファルトが切れていた。
(ふーん、ウォーターカッターか…それなら!)
闇咲は、高圧水流にむけて重力球を飛ばす。
バシャアン!
重力球が高圧水流にぶつかった瞬間、高圧水流は弾けとんだ。
「…」
水使いは、無言のまま両手を構え巨大な水柱をだした。
それはまるで、全てを飲み込もうかという水龍に見えた。
しかし闇咲は、臆することなく両手を上に向け超巨大な重力球を作り出していく。
そして、お互いに最大限の威力を出せる段階までになったためほぼ同時のタイミングで、放った。
「…」
「いけぇー!」
お互いの攻撃は、同等の威力ためぶつかった瞬間消え去った。
水使いがまた右手を構え、第三撃をだそうとした瞬間―
「させるかよ!」
闇咲が、水使いの右手に重力場を発生させた。
右手に重力場を当てられた水使いは、立っていられず地面に倒れた。
闇咲はその瞬間を逃さず、風紀委員標準装備の手錠で、水使いを拘束する。
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