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「我々202支部に匿名での通報が入り、現場に急行したところ洗脳されていたと思われる、念力使いが一般人を襲撃していました」 「負傷者は?」 白井が報告に割り込むように、負傷者の確認をとる。 「約10名ほどです。しかし、全員が軽傷でした」 「襲撃者は、どうしましたの?」 「身柄を拘束し、警備員に引き渡しました」 「わかりました。ご苦労様ですの」 光からの報告が終わるとまっ先に、闇咲が 「白井先生、被洗脳能力者が同時に二カ所に現れたというのは、洗脳した能力者が二名いるということでしょうか?」 「それも考えられますが、たった一人でやっていたとすればかなり厄介な相手ですわね…」 洗脳能力者が単独もしくは、複数いるかもしれないという話に支部長たちは再びざわつく。 白井は、そんな支部長たちを右手をあげて静めると
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