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そして次の日の朝
「オ~イ武~起きろ~」
「あと五分~…いやどうせだったらこのまま――」
「ふざけん…なっ!」
そう言って
武の腹を思い切り殴る
「ぐふっ…」
そううなり声をあげて動かなくなる
「もしも~し…生きてますか?」
そう言ってしばらく待つと
「…死んでるんでほっといてくださ~い」
「生きてるやろ!!!」
そう言って俺はもう一度武の腹を思い切り殴る
「グハァッ!…俺もとうとう召されるときが――」
「もう一発喰らうか?」
するとそれを聞いた武はさすがにもう一発はきついと思ったんだろう
素直に起きた
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