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滝さんのおかげで、予鈴の3分前に学校についた。
1年の亜紀と雅人とは途中で別れ、俺は2-Cに入った。
「おはよー。」
「おっ、緋依斗今日遅いじゃん。」
「あぁ、今日まーくんがな…。」
「相変わらずだね。」
笑いながら言うこいつは、本橋拓也。ｽﾀｲﾙ抜群で男の俺から見てもかっこいい。
「何なに?雅人くんの話?」
金髪に近い茶髪で艶のある髪をなびかせて、俺のもとに来たのは山本凛果。俺と同じくらい背があり、ﾓﾃﾞﾙ体型だ。
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