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ガチャっと、ドアを開けると布団を抱き枕のように抱えながら寝ている雅人の姿があった。
「まーくん、朝だよ。」
「…ん…あっ、緋依ちゃんおはよう。」
雅人は目をこすりながら、体を起こした。
「もう、飯だから起きてこいよ?」
コクっと雅人が頷いたのを見て、俺はリビングに戻った。
「まーくん、もう来るって?」
「多分な。」
俺と亜紀がテーブルについていると、ドタドタと足音が聞こえた。
「あっきー、緋依ちゃん、おはよー!!」
先ほど起きた奴とは思えないほどのテンションの高さ。
「おまっ、朝からうるせぇよ。」
「まーくん、今日も元気だね。」
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