日常

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朝飯を食べて、支度をしていると俺の携帯が鳴った。 「もしもし?…あっ、滝さんおはようございます…はい、あーすいません、今行きます。」 電話の相手は、俺らPRISMのマネージャーの滝田さん。年は28だったかな。まぁ、おじさんっていうとぶっ飛ばされるから、お兄さんってことにしているけどね。 「あっきー、まーくん、滝さんもう来てるって。」 滝さんには、学校の送り迎えもやってもらっている。 「あたし、もう行けるよ。」 紺色のブレザーに赤チェックのスカート、胸元にはリボン。この辺では可愛いと有名な制服だ。 「んじゃ、あとはまーくんか。」 「まーくん、まだ部屋に…。」 「緋依ちゃーん!!」 亜紀の言葉を妨げ、またも大きな雅人の声がした。 軽く溜め息をつきながら、俺は雅人の部屋にいった。
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