スクライド

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お金と男を交換したことで今回の仕事が終わった。 「こんだけありゃあ一ヶ月はすごせるな。」 「お前一人で全部貰うつもりかよヒロト。」 「嘘に決まってんだろ、半々だろ。」 ヒロトは金を半分フジサワに渡す。 「にしてもどうにかなんね~のかよ?このぼろいジープは。」 「今のままの稼ぎじゃ厳しいね。」 「次の仕事は?」 「まだないな、また連絡する。」 「わかった。」 そういうとヒロトの家に着いていたのでヒロトがジープからおりる。 フジサワはジープを走らせ消えた。 連絡するといったが、ここは電話も繋がらないロストグラウンドだ。 つまり今日のようにフジサワがヒロトの家に現れて依頼をこなす。 これがフジサワとヒロトの唯一の連絡だった。
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