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運命の出会いから1週間後
「う~ん今夜か...ん~...」成り行きで飲みに行く約束をしてしまった私は、ちょっと困惑していた。はっきり言って、気は進まなかった。
この1週間、彼から来るメールの内容は全て、出会ったことの感激や、お友達になれた感謝や、また会えるという感動や...とにかく嬉しそうなものばかり。
なんか...あんまり勢いがあったから、次の約束をはぐらかすなんて出来ない気がして。なんか...断ったら可哀想な気がして。だって喜びすぎてるんだもん。
私と彼との間には...
テンションに大きな差があった
何でこんなに...
嬉しそうなんだろう???
たった1回、しかも20分しか
話したことの無い私を相手に
そこで私はふっと閃いた
ん~...さてはさては!!!
宗教とか?...
ねずみ講とか?...
つぼ売りとか?...
とにかく何かの勧誘とか?
てな訳で、私はそれを確かめに行くことにした。普通の人かもしれないし、このまま会わないで終わっちゃうと...結局何だったんだろう?ってなるから。
思えば、このただの好奇心が
未知との扉を開いてしまった
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