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龍太「ハー…
紫、コッチおいで」
腹を抱えて
必死に自分を
落ち着かせている龍太が
紫を呼ぶ
紫「むぅ…
何よ~」
面白くないのか
頬を膨らませながら
龍太の方に行く
龍太「櫛ある?」
紫「ん…あるわよ」
紫はスキマから櫛を出し
龍太に渡す
龍太「どれ…
後ろ向いて…」
龍太は
後ろを向いた紫の髪に
櫛を通し始める
通す度に
紫の髪から甘いような
不思議ないい匂いがする
龍太「…紫の髪は
綺麗だよな」
紫「…そんな事無いわよ
龍太の髪の方が
綺麗じゃない…」
そう言い
龍太の腰まである
襟足の髪を触る
龍太「年寄りみたいだって
言われたけどね」
ニッと笑う
紫「そう言われると
そうかもね
…けど
私はこの髪が好きよ」
龍太「ありがとう…
ん、終了」
龍太は紫に櫛を渡すと
後ろから紫を抱き締めた
紫「ちょっと龍太…」
龍太「紫の髪…
いい匂いがする…」
紫「…バカ……」
そう言い
紫と龍太は見つめると
唇を重ねた
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