突然の転入生

16/29
前へ
/424ページ
次へ
「そ、そうなんだ……。 それより、こっちに来からってことは魔法界ってのは遠いのか?」 「うん、たぶんだけど。」 「たぶんって、それじゃあどうやってこっちに来たんだよ。」 そう聞くと、冬下は顎に手を持ってきて悩んでるそぶりを見せる。 本当に悩んでるのか、う~んやら、でもなぁ……とか、独り言を言ってる。 あっ……。 弁当全部食っちまった……。 ちらっと迅の方を見ると地べたに這いつくばりながら気絶してる。 よほどキレイにパンチが入ったんだな……フッ。
/424ページ

最初のコメントを投稿しよう!

638人が本棚に入れています
本棚に追加