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バンッ!
突然の音に驚いて音がした方に目を動かすと五槌が鋭い目でこっちをみている。
「聞いていたか?」
「は、はい。」
「そうか、それは良かった。
もう行っていいぞ?」
いつもと違いすんなりと許してもらえた!
うしっ!!
あの子に声をかけてやるぜ!!
「っていない!!」
「ん?何がいないんだ?」
「いや、なんでも……。」
「……まぁいい、もう次の授業も始まってるから急いで教室に戻れ……いいな?」
「は、はい……。」
怖いよ五槌さん……。
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