突然の転入生

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「あれ、どうして君が?」 この発言でまた注目が集まる。 「ん?夏上君は冬下さんと知り合いなの?」 不思議そうに頭を傾げる我らの担任、川飯音奈(カワイイオンナ)先生。 それより金髪美少女は冬下って言うんだな。 脳内メモリーに刻まなくちゃな。 「夏上君?」 「あっ、いえ。存じ上げません。」 「そ、そう。なら夏上君、遅刻見逃してあげるから早く席に座って。」 「……はい。」 再度……いや、初めてちゃんと顔を見るが……可愛い!! やはり俺の目に狂いはなかった。
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