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『くぉら!いつまでもグダグダ言ってんじゃねぇ!行くぞ!』
ぐわしっ!
『ひぃっ?』
突如として背後から襟を掴まれたジャックは、哀れズルズルと引きずられて行く。
『きぃゃ~、イヤだぁ~…』
やつの情けない悲鳴を聞きながら、オレは一言、『逝ってよし(^-^)ノ~~』
『あーあ、連れていかれちゃいましたねぇ』ヒメが言った。
(小池さんはヒメと呼ばれる事に決まった)
『前線は彼等に任せといて、オレらは後ろからチクチクやりますか。』
『了解!』
障害物に身を隠し、銃を構える。
(しかし…)
ふと、隣のヒメに目をやる。ガッチリ構えたライフルは、普段なかなか見られるもんじゃない。
(…ドラグノフ狙撃銃?)
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