193人が本棚に入れています
本棚に追加
鳴り止まない着信音に苛立ち、電話に出た。
『フフ…やっと出たね。』
「ふ、不二!?……俺様に何の用だ…?」
(心:何で、俺様の番号知ってんだ💦)
『少し話しがあってね…。番号の事は気にしないで。』
「話し…?」
(心:今、コイツ俺の心読んだよな…?💧ってか、コイツに関わるのは危険だな💦)
『危険って失礼だな。君にとっても、悪い話しじゃないと思うよ?』
「人の心、勝手に読んでんじゃねーよ!!どんな話しかは知らねぇが、断『君に拒否権なんて無いよ^^』…チッ…」
『今度、ゆっくり話そうか。君の迎えも来たみたいだし…。』
道路へ目を向けると、奥の曲がり角から、車がこちらへ向かって来るのが見えた。
『じゃあ、また連絡するよ。会う時は、_______達を連れて来てほしいな。』
「……解った。じゃあな。」
そう言って電話を切り、車へ乗って、家へ向かった。
暫くは、退屈しねーだろうな。
最初のコメントを投稿しよう!