帰り道

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鳴り止まない着信音に苛立ち、電話に出た。 『フフ…やっと出たね。』 「ふ、不二!?……俺様に何の用だ…?」 (心:何で、俺様の番号知ってんだ💦) 『少し話しがあってね…。番号の事は気にしないで。』 「話し…?」 (心:今、コイツ俺の心読んだよな…?💧ってか、コイツに関わるのは危険だな💦) 『危険って失礼だな。君にとっても、悪い話しじゃないと思うよ?』 「人の心、勝手に読んでんじゃねーよ!!どんな話しかは知らねぇが、断『君に拒否権なんて無いよ^^』…チッ…」 『今度、ゆっくり話そうか。君の迎えも来たみたいだし…。』 道路へ目を向けると、奥の曲がり角から、車がこちらへ向かって来るのが見えた。 『じゃあ、また連絡するよ。会う時は、_______達を連れて来てほしいな。』 「……解った。じゃあな。」 そう言って電話を切り、車へ乗って、家へ向かった。 暫くは、退屈しねーだろうな。
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