you & me

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奥州…米沢城… 「遅ぇなぁ…何してやがんだ」 自室の文机の前で、苛々しながら貧乏揺すりをして胡座を掻いている伊達政宗。 「遅ぇ…」 先程から何度、この言葉を口にしただろうか。 溜め息ばかりが漏れる。 「何かあったんじゃ…「政宗――――――っ!!!」 不安を掻き消すかの様に、自分の言葉を遮られ突如として聞こえてきた愛おしい人の声。 政宗は、早く会いたい一心で自然と自室を飛び出し、愛おしい人の元へと走った。
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