誘惑

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新緑の木漏れ日 水面の輝き その全てが眩しくて 背を向ける 遠くからそっと見つめ 過ぎ去りし日々に想いを馳せる 甘い声で誘う輝きは 乗れば闇へと転じ 輝きがまばゆいほどに 闇は深い 光の届かぬ遠くから ただ光を見つめ想いを馳せる 甘い声の聞こえぬように 脆い心が揺れぬように ただ遠くから光を見つめる
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