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教室
奈保子「ねぇ、裕二。本当に3年生と付き合っちゃうの?年上だよ?」
裕二「おまえだって、オレより3ヶ月年上だぜ?」
奈保子「あっ!そっか!」
浩市「おーい!慎吾が来たみたいだよ!」
慎吾「みんなー!転校生連れてきたよー!」
ざわざわ ざわざわ ざわざわ
智美「えっと、幸妃さんの席、ここね。」
幸妃「ありがとうございます。」
智美「で、幸妃さんの後ろが佐樹さん。」
佐樹「Thank You!」
智美「その隣が美貴さん。」
美貴「ありがとう(笑)」
一美「よぉ!方向オンチ!」
美貴「あの時の!」
浩市「知ってんの?」
美貴「うん。転校の手続きをしに来たときに会ったの。」
一美「そう!こいつね、笑えるぜー!校舎ン中で迷ってんの(笑)」
美貴「あなたには感謝してるわよ。」
一美「オレね、[一美]ってーの!ヨロシク。」
佐樹「KAZUMIかぁ。」
一美「?おまえ、髪、派手に染めてるな!あれっ?目ェ青いじゃん!…つーことは?外人?」
佐樹「残念でした(笑)ハーフです!」
浩市「はぁふ?どこの人と?名前なんてーの?」
佐樹「イギリスの人と(笑)名前は松山佐樹!向こうではシェリーって呼ばれてたよ。」
浩市「すごいっ!こんな完璧なハーフ、見た事がない!」
一美「なんだよ?完璧なハーフって?」
浩市「えっ?だって…まぁ、深く考えないで。
ボク、浩市です。江藤浩市。コーイチって呼んでください。」
一美「なんだよ?いきなり宣伝して。」
浩市「えーっ。すごいな佐樹さん。すごいな。」
一美「ったく、田舎者はしょーがねーな。
それより、方向オンチ、席、隣かよ?」
美貴「うん。」
一美「方向オンチがうつるぜ(笑)」
美貴「ちょっと、私、方向オンチって名前じゃありません![椎名美貴]です!」
一美「はいはい。分かりました。ま、方向オンチにならない程度に頼んます(笑)」
美貴「➰➰➰➰➰💢」
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