191人が本棚に入れています
本棚に追加
/70ページ
冬休み直前の期末テストを終え、
しばらく勉強漬けだった私と桃は
慰労会と称して
二人で私の家でお酒を飲むことにした。
「もう、飲めない・・・」
「は?桃弱すぎ。
まだチューハイ一缶しか空いてない」
「死ぬ程飲むぞー」
なんて言って大量に買い込んだのは桃なのに、
このままでは余らせてしまう。
私は一人で飲む趣味はないから、私の家に置いて行かれても困る。
仕方なく
隣でくだを巻く桃を後目に黙々と缶を空けていった。
最初のコメントを投稿しよう!