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面会後、栞の数値は安定する。
「会わせて正解でしょう?」
Dr.が常務に聞く。
「――――――。」
悠太を認めたくない常務は、ムッとしたまま。
「彼、すごい上手ですね。
余程、栞さんが好きなんでしょう?
それに、栞さんの事をよく分かっているみたいだし。」
「そんな馬鹿な💢栞と悠太は何年も会ってないんだぞ!」
常務は憤慨する。
「いや、でなきゃああ言った対応や返答は出来ませんよ?
以前とかなり外見も変わったのに、彼はすぐに手を取ったじゃないですか?
こう言うのもナンですが、御主人は目を背けたままでしたからね。」
「ううむ…………。」
Dr.の見解は間違っていないが、やはり常務は認めたくないでいる。
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