春先の企み

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智樹は部屋を薄暗くし、バスルームに栞を迎えに行く。 カチャ☆ 「シ・オ・リ。」 「えっ。…あの、ちょっと……。」 栞はあわてて胸を隠す。 「待ちきれなくて、迎えに来ちゃった(笑)」 智樹はシャワーを止め、バスタオルで栞を包んで抱き上げ、ベッドに連れてくる。 ベッドの上で、智樹は栞にキスしながらささやく。 「淋しかったよ。淋しかったから、1人でDVDみちゃったんだ。」 「ごめんなさい。昨日はどうしても抜けられない用事があったの。」 「他のオトコ?」 智樹は意地悪く聞く。 「違うわ!!他の男の人なんて会うわけないわ!!私には、智樹さんが//////」 「だよね。でなきゃ、こんなに身体が反応しないもんね?」 智樹は、悠太に聞こえるように栞を言葉と身体で攻める。 栞は恥ずかしがりながらも、智樹の愛撫に応える。 「智樹さん……きて。」 「まだまだ。もっとよくしてあげるから。」 智樹は、栞が哀願するのを払いのけ、玩具を使って栞をいたぶる。 「だめっ……そんなの……。」 智樹は夕方、彩子と初めて身体を合わせたが、彩子に主導権を握られ、思うとおりにならず、栞を支配することで、不満を解消しようとする。
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