平穏な日々崩壊!!

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「いっちゃん、私いっちゃんの物なんかじゃないよ」 「いつまでも同じ事を言わせるな。どうあがいたって、ほのかは俺のもんなの。早く運命を受け入れろ」 こんなロマンティックのかけらもない運命があってたまるか! 「とにかく、ああいう事言うのやめて、誤解をまねくから」 「誤解なんかじゃないからいいだろう?」 あー。もう何だか頭が痛くなってくる。いっちゃんと話しているといっちゃんのペースになってくる。 「ほのか、とりあえずもう教室行こうよ」 紗英ちゃんにそう言われて、歩き始めようとしたら、私はもう一つ嫌な予感に襲われた。 「いっちゃん、何組?」 「同じクラスに決まってるだろ」 私の悪夢は本物だ。そうだ! 真山先輩の事はいっちゃんには死んでもばれないようにしないと。
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