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時計を見、再びシルバを…。
「シ、シルバ…?」
テレビの前で背中を丸めるようにうずくまるシルバ。
「だ、だいじょうぶ?」
恐る恐る近付き、震える背中に手を乗せ、さすってやった。
あれ。
なんか
柔らかい。
固い。
とか言うのもおかしいんだけど。
なんだか、肌とは違った弾力性があって、思わず手をひっこめてしまった。
ますます背中が丸まったような気がして焦った。
「シルバ」
もう一度名前をクチにする。
と、小さくなっていた、背中が伸ばされ。
アタシの目に写ったのは
.
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