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あるところに、幼い女の子がおりました。その子は一冊の絵本を片手に家までの道程を、それはそれは物凄い勢いで走っています。
すると、突然現れた大男に体当たり。その瞬間、絵本は遥か遠くに飛んでいってしまいました。
女の子は肩を落とし、今度はゆっくり歩いて帰ろうと思っていると、その大男は言いました。
「ごめんよ。代わりに、おじさんの本をいくらでもあげるから」
女の子は大喜びで、大男の家に遊びに行くことになりました。
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