はじめに…

2/4
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/10ページ
『黒い花びら』を講読していただき、ありがとうございます。 人物の設定等をお話しする前に、少しばかりこの小説についてお話しさせて下さい。 最初はただのヒマつぶしでしかなかったのですが、話しを続けていくうちに自分が当初予定していた完結の仕方と大きくずれてしまいました。 当初予定していたのは、単純にルノワースとガリムだけで殺りあって、結局ルノワースが勝利して終わるというものでしたが、何故か今はガリムが戦勝国となってしまいました。 さらに言うと、登場人物の一人『リーゼ=シェリル』に関してもかなり変更されています。 在り来たりな完結の仕方でよかったハズなのに、何故か変わってしまった。 その理由の一つに、書き進める段階で自分の中にある戦争やその後の政治について、いろいろと考えさせられることがあったからというものからです。 ただ戦争に勝って終わりではなく、その後のアクションに対するリアクションも必要かと感じ、ガリムを戦勝国として、新たにアレストリアを物語に加えました。 アレストリアがどうこの世界で動くかは、まだ明かせませんが、ただのゲストとして終わらせる気はないとだけ申し上げておきます。
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!