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飴から始まるSTORY~叶くんの場合~
「…廉----……?」
部室に居るって言うから来てみたンだけどなぁ…
まぁ、ここで待ってれば来るかな。
「…誰か居るの…?」
「ぅおっ;!!?」
だ…誰だっ;??ってこの声…ここのマネジか…?
「悪りぃ;廉…三橋がここに居るって言うから…;」
「その制服…三星学園?…!もしかして、叶…くん?」
解ってもらえてょかった…;
…って…ぇ;?今このマネジ…制服で三星って解んなかったか?ょく覚えてるなぁ……
「…ぁ;!そぉだ;叶くんぁのね、三橋くんが補習だからちょっと待ってて…って言ってたょ;伝えるの遅くなってごめんね;」
「ぁ、ぁあ。それぐらい構わねぇよ。」
「ょかった♪ぁりがと♪♪叶くんって、三橋くんと付き合ってるんでしょ♪?」
………………;
「(…何で知って……;?廉が言うわけ…なぃょなぁ…;?)」
「だったら……(ゴソゴソ)…ぁ、あった♪これぁげる♪♪」
ポン…と渡されたのは…飴玉??
「それね、今女子の間で流行ってる…何だっけ?…ぁ!"素直になる飴"なんだ♪騙されたと思って三橋くんにあげてみてね♪♪♪」
素直になる…飴玉…か…。
女子の間で流行ってるモンなんか知らねぇけど…。
…まぁ、廉は飴玉とか昔っから好きだから調度いいけどな。
「しゅ、修ちゃんっ;!ま、待たせて…ごめ…んねっ;?」
勢いよく部室のドアが開いたと思ったら、廉がでっかい荷物抱えて入ってきた。
明日は日曜日で部活がない。それに今日明日、家族は泊まりがけで出掛けたのをぃぃコトに、廉をうちに泊めるコトに。
「そんなに待ってねぇょ、それじゃ行こっか♪」
「ぅ…ぅんっ♪♪」
…まぁ…人間、想定外のコトが起こるなんて思って無ぃんだょな…;
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