63人が本棚に入れています
本棚に追加
「あんな馬鹿よりっ!私とのキスの約束はどうしたのだ!」
なんかいつの間にか約束になってるし、
仕方がない、
ここは…
「キス?なんの事?」
開き直る事にした。
まぁ正直約束(?)を破るのは嫌なんだけどね、
さすがに……ね。
埋め合わせするべきかな。
「うむぅ、誤魔化しおってー!」
そう言って友香は俺の胸をポカポカ叩いてくる。
友香にとっては手加減したとしとも友香のパンチはかなり痛いのだが…、
やっぱり友香は可愛いなと思う。
自分で言うのも難だが、俺は結構背が高い、
それに友香は小さいので、基本上目遣いして俺と話す事になる。
その上目遣いした姿にはやっぱり慣れない、
何度見てもクラッとしてしまう。
やっぱり俺は理性が弱い人間なのだなと思った。
少し襲ってしまいたいと思う自分がいるし…、
「直樹!私はいつでも受け入れるぞ!たとえ場所が学校でも…」
友香の頬が少し赤く染まっている。
…えーと、
いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
忘れてたぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
読心術やめてぇぇぇぇぇぇぇ!
今度教えてもらおうかな?
最初のコメントを投稿しよう!