584人が本棚に入れています
本棚に追加
父「お前には祖父さんのところで明後日から暮らして貰う。」
父からいきなりそんなことを言われた。
父「お前には黙っていたが我ら伊達家は世界屈指の名家なんだ。お前の姉は私の後継者に正式に決まった。」
龍「だったらなんで俺がじいちゃんの所に行かなければいけないのさ?」
父「それは俺の口からは言えない、だがお前のオッドアイが関係しているとしか………」
龍也は少し考えた後
龍「お父さんそんな顔しないでくれ、わかった俺おじいちゃんの所行くよ。」
父「悪いな龍也。学校は向こうの方に転校だからな。いきなりの事だから友達に電話でもしてあげなさい。」
龍「うん!」
そういって電話をかけた相手は……
龍「椎名か?」
椎「うん。その声龍君?」
龍「うん、それより椎名に伝えなければいけない事があるんだ。」
椎「なに?」
龍「俺は転校しなければいけなくなった。だから最後に椎名だけにさようならと言いたかったから電話した…」
受話器の向こうから泣き声が聞こえてきた……
最初のコメントを投稿しよう!