昔の自分…

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父「お前には祖父さんのところで明後日から暮らして貰う。」 父からいきなりそんなことを言われた。 父「お前には黙っていたが我ら伊達家は世界屈指の名家なんだ。お前の姉は私の後継者に正式に決まった。」 龍「だったらなんで俺がじいちゃんの所に行かなければいけないのさ?」 父「それは俺の口からは言えない、だがお前のオッドアイが関係しているとしか………」 龍也は少し考えた後 龍「お父さんそんな顔しないでくれ、わかった俺おじいちゃんの所行くよ。」 父「悪いな龍也。学校は向こうの方に転校だからな。いきなりの事だから友達に電話でもしてあげなさい。」 龍「うん!」 そういって電話をかけた相手は…… 龍「椎名か?」 椎「うん。その声龍君?」 龍「うん、それより椎名に伝えなければいけない事があるんだ。」 椎「なに?」 龍「俺は転校しなければいけなくなった。だから最後に椎名だけにさようならと言いたかったから電話した…」 受話器の向こうから泣き声が聞こえてきた……
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