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椎「そ、そんな……嘘でしょ龍君。」
龍「本当の事なんだ。」
椎「い、嫌だよ。龍君行かないで………行かないでよ龍君。」
龍「ごめん椎名。でもこれが最後の別れじゃない。必ず俺は帰って来るから」
椎「必ずだよ……龍君。」
龍「ああ、約束だ。後一つ言う事がある。隣のクラスの直江と友達になれあいつは俺がみたところ根は優しい奴だから。それじゃまたな!」
椎「またね…龍君……………私の好きな人。」
最後の一言は電話がもう切れていたため聞こえる事はなかった。
龍「それじゃ荷物の整理でもしに行こう。」
龍也は自分の部屋に向かった。
当日になった。
父「それじゃ行こうか。」
龍「うん。」
父の車で数時間してじいちゃん家に着いた。そこで待っていたのはいつもの笑顔のじいちゃんじゃなく真剣な顔をしたじいちゃんがいた。
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