昔の自分…

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元龍殺「待っておったぞ。龍治そして龍也。」 じいちゃんの名前は元龍殺(げんりゅうさい)、父は龍治(りゅうじ)である。 父「ご無沙汰します父上。」 元「二人とも一緒に来なさい。」 と言い三人は歩き出した。じいちゃんの家の隣の道場のなかに入った。 元「二人ともここに座れ。まず龍也わし達が名家と言う事は龍治から聞いたな?」 龍「うん。」 元「それではその続きだが伊達家は代々龍に守られてきた故に正当後継者は両目が真紅の色をしている。龍也の父や姉がそうだ。しかし稀にオッドアイの者が生まれる、それがわしや龍也なのだ。」 と言い自分の眼帯を外した。その目は真紅と蒼のオッドアイだった。 元「わしの目は蒼眼といい青龍の力が使える。初代以外今までは一人につき一つの龍じゃった、しかし龍也おまえの目は金色これがどうゆう意味かわかるか?」 龍也は少し考えた後 龍「複数の龍の力が使えるとかかな?」 元「その通りじゃ。龍也は初代伊達政宗様と同じように全龍の力を使える。この目を総龍眼と言う、しかし龍の力はとても強く心体ともに強く無ければ龍の力に飲み込まれる。それを避けるためにここで修行してもらうよいな?」
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