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僕の名前は「よしひろ」
19歳の高校3年生だ。
みんなには よしひろ って呼ばれてる。
あぁそうだ…、赤飯って呼んでるやつらもいたな…。
まぁ気にする事はない。
僕は今、一人暮らしをしている。
女もいないし、将来の夢もない。
毎日マツゲンのバイトでクタクタだ…。
今日もまた、バイトを終えて家に帰って来た頃…
「あれ!?鍵がない!!」
…家に入れない。
「窓から入るしかないなぁ…」
開いている窓を探しだす。
「最悪や💧なんで鍵ないんなよ💧」
1つ窓の鍵が開いていた。
「おっ、ラッキー!!」
…と、入った瞬間、
ガン!!!!!
大きな音と共に、
「いてッッ💥!!!」
窓のレールに頭をぶつけた。
…つくづく嫌になる。
鍵は無くすし、頭はぶつけるし…
女はいないし、気付いたらズボンをはいてないし…
「…まさか!?!?」
そう、僕はマツゲンにズボンを忘れてきていたんだ…。
つくづく人生が嫌になる。
「とりあえず飯でも食うか…」
冷蔵庫を開けた先には…
ボンレスハムしか無かった。
「はぁ…こんな時にアンパンマンが顔をちぎって持って来てくれたらいいのに…」
すると、
ピーンポーン
も…もしかしてアンパンマン!?!?
急いで玄関に行く。
ガチャ…
「ん!?だれもおらんぞ??」
…ピンポンダッシュだ!!。
つくづく人生が嫌になる。
「もう今日は寝るか…」
そう言い、布団に入った。
そして、照明を切るためにヒモを引っ張ると…
ガッシャ━━ン!!!!!!!!!!
力みすぎて照明が落ちてきた!!。
間一髪避けれたが…
つくづく人生が嫌になる…。
そう思い、掃除をすませて布団に入った。
そして携帯に手をのばす。
エミリちゃんにメールを送るためだ。
「おやすみ♥エミリちゃん♥」
…当然、返事はこないまま、よしひろは眠りについていた。
謎は解けなかった…。
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