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慧side
ふぅ~!
きれいになった…。
涼「にぃちゃーん!掃除終わったー?」
下から涼介の声がした。
慧「終わったけどー?」
涼「じゃー、あの人なんとかしてよー。」
慧「あの人ってー?」
―――――――トントン…
侑「慧にぃ!あのね!あのね!…さっきから変な人が家を覗いてるのッ!」
慧「…変な人?」
侑「気持ち悪いよッ!泥棒かも知れないよッ!!」
そういう、侑李に引っ張られてリビングにはいった。
どれどれ…。
涼「ずっと、あんな風に見てるんだ。」
慧「あの人達のこと?」
涼侑「「そうッ!」」
……我が弟よ。
あれは、怪しい人じゃなくて…。
慧「あれ。俺たちの母さんと父さんだよ…。」
侑「…うそ…。」
涼「あれが…。」
涼侑「「俺たちの両親!?」」
慧「そうだよ?…おれ、呼んでくるよ。」
はぁ…。大変な事になったよ…。
これじゃ、ゆっくり夏休み過ごせないなぁ…。
今度は、なにが起きるかな…。
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