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俺はベルとサナに追いつくと早速質問攻めをされてしまった。
サナ「誰と喋ってたの?」
ベル「女子(おなご)か?女子なのじゃな?」
ウル「あ、ああ…確かに女の子だったけど…ぶつかって挨拶しただけだよ」
ベル「本当にそれだけじゃろうな~?」
中々信用してくれないな…仕方が無い。
ウル「俺はお前たちに女たらしだと思われていたのか…」
落胆したような声で下を向きながら呟く。
サナ ベル「うっ…」
ウル「俺は人嫌いなのに…2人には信用されていると思ったのにな…」
サナ ベル「ううっ…」
ウル「俺も信じてたのにな…」
サナ ベル「うううっ…」
よし、もう1息だ。
ウル「もういいよ…またこれで俺は1人か…」
そう言って踵を返すとローブをギュッと掴まれた。
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