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海上での調査が始まった同時刻、
京都大江山。
大江山ではこのところ奇妙な現象が続いていた、山の一部分だけが赤い光を放っているという。
気になった地元の住人は数人を引き連れ、発行する場所へと向かった。
しばらくしてその場所にたどり着くと、そこにはある碑が建っている。
うっすらと書いてある碑の文字。
住人はその碑がなんなのか知っている。
千年前、この地で暴れまわり源頼光によって討ち滅ぼされた最強の強さを誇った鬼神、
酒呑童子を祀る碑なのだ。
例の赤い光はその碑の真下から出ている。
住人が確かめようとそこを掘り返そうとしたときだった。
赤い光は地面を立ち上り、巨大な人型を作り出していく。
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