一話

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内容は天界にて堕天使討伐。 「ちょ、これ、天界課の仕事じゃん!!」 「人不足らしい。詳しいことはサリエルに聞け。はい、解散解散」 部屋から追い出されてしまった。 今から行けってことか、コノヤローと毒づきながら天界課に向かった。 天界課は天界にて堕天使の討伐を行っている。 他の課って入りにくいよなぁ。帰ろうかなぁと一人ぼやいて、入ろうとしないセツナ。 「そんなところにいたら入れないんだけど…」 「うわっ、すみませ…ってサリエル!!」 「サリエルさんね。僕は課長なんだよ。君の上司」 とドアを開けてくれた。 「さぁ、どうぞ。中で話をしよう」 セツナはサリエルに引っ張られる形で中に入らされた。 「失礼します…って人、少なくない?」 セツナは指をさしてサリエルに言う。 「うちは今、人不足なの。ってクロウトから聞かなかったのか?」 さっき、聞いたばかりなのに忘れているセツナ。 「そんなことよりオレはどうすればいいワケ?」 自分で聞いたくせにと思うサリエル。 だが、頭を切り替えて話し始めた。 「最近、堕天使が酷く暴れ回ってるんだよ。人間界に現れるヤツもいるらしい。そこで、君には天界にいる堕天使を一掃してもらいたい」
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