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「……ん」
……あれ？
私、お風呂入ってそれでジャグジー付きの湯船に浸かってたハズじゃ…
でもここって私の部屋だよね？
―――ガチャ
状況を理解しきれていない中、不意にドアが開き一瞬ドキッとした。
「あ、起きたんだ。はい、お水飲んで。」
入って来たのは舞華さんだった。
手には氷水の入ったグラスがある。
「ありがとうございます。あの………私ってお風呂に入ってましたよね？」
「……あーうん、のぼせてたから」
一瞬間を置きそう答える舞華さん。
「えッ!!？」
は、恥ずかしい！
同じ女とは言え……
裸を見られたって事だよね!!？
「でも良かった。女の人がいてくれたから男の人に裸見られずに済みました。」
私は舞華さんにお礼を言いながら笑顔を向けると、何か気まずそうに顔を背けた。
さっきから、と言うよりお風呂入る前あたりから舞華さんに違和感を覚えてばかりいる。
今日会ったばかりの人にこんなこと思うのは気が引けるけど……
「……………あのさ」
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