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「どうかなぁ~…。」 五十嵐は不安を注った言葉を発した後、付け加えこう言った。 「君のクラスにね、 一人問題児がいるんだよ!!」 五十嵐は、佐々木を指さす。 「問題児~!?」 驚いた声を出す佐々木。 五十嵐はニヤッっと笑う。 「どんな?」 佐々木は疑問になって聞いてみた。 「まっ、その内分かるさ!」 そう言いながら佐々木の肩を叩くとタイミング良く授業開始のチャイムが鳴った。 五十嵐は時計を見て 「あっ、教室行かなきゃっ!! お前も早く行かなきゃダメだろ!!」 そう言って職員室を出る。 佐々木は呆れながらも五十嵐に続いて教室を出て行った。
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