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ガラッ… 佐々木は三Aの教室の扉を開けた。 すると、上から黒板消しが落ちてきて、佐々木の頭を直撃。 「痛っ!!」 佐々木は頭を押さえながらも落ちた黒板消しを拾って教壇に立つ。 クラス中、みんな笑ってる。 佐々木は、生徒の中で、一段と笑顔が可愛い生徒に目が着いた。 それが心優。 当然お互いは、お互いのことをまだ知らない。 「誰だ~? イタズラしたのは!!」 佐々木は怒った口調で教室を見渡す。 すると一人の女子生徒が手を挙げて犯人を伝えた。 「犯人は山田くんでーす」 女子生徒に言われ、クラスメートの山田は立ち上がりふざけた口調でこう言った。 「はぁ~い、ごめんなちゃぁ~い」 また、クラスは笑いの渦に包まれた。
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