自由になった!
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新月の漆黒の中では、全く気がつかなかった。 むしろ、俺は空は低いと感じていた。 漆黒が俺を包んで、その大地との境界に俺が居て、そこを空の始まる場所だと感じて居た。 しかし、紅の光が稜線を飛び越えてやってくると、空は次第に高くなって行った。 何もない田園。2千メートル級の山々。そして、高雲の全ての要素が、空を高くしていった。 次第に俺は、自分のちっぽけさと地球の偉大さを知り、恐ろしいさを覚えていた。
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