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辞める前日、親に、学校を辞めたいと相談をした。
親は、激怒した。
「せっかく、ここまで育てたのに、今更何を言うか!」
お前ら、今まで放置していたろ。そっちこそ今更何なんだ?
いい大学に入るほど頭もよくないし、人間関係にも興味がない。
だから、俺は学校を辞めたいんだ…。
親父が「好きにしろ」と言った。
翌日、休憩時間中に退学届けをもらい、
その日のうちに担任のデスクにそれを突き出してきた。
担任は、幸いにも不在であった。
俺は本気で好きにするつもりにになっていた…。
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