自由になった!

8/13
前へ
/13ページ
次へ
完全にコンクリートから解放されたのは、明け方だった。 新月の漆黒の中で、周りの状況が解らない中、 ランプだけを頼りに走らせた結果だった。 小さな小さな、山々に囲まれた盆地のなかの田圃道を一人走らせていた。
/13ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加