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いつもは気難しい気分屋で通っているが、実は人一番人の気持ちや体調に敏感な彼。
不器用なその優しさにハンギョンは思わず笑みを浮かべた。
「あ、珍しいねヒチョルヒョンが寝てるなんて」
寝ているヒチョルに気づいてソンミンが声を潜めて話しかけてきた。
「そうですね。最近忙しいかったからかな?…ソンミナはまだ起きてますか?」
「?うん。眠くないから。」
「良かった。私もちょっと寝ますから時間になったら起こして下さい」
寝ているヒチョルの髪を撫でながら言うと。最初驚いたような顔をしたソンミンはすぐに笑顔になり
「…ふふ。分かりました~。ゆっくり寝てねヒョン。」
出来た弟を持つと幸せですね。
笑顔に笑顔で返して瞳を閉じる。
すぐ側には優しい寝息が聞こえて幸せな気持ちで眠りに落ちた。
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