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「グラ子ちゃんって言うんだ??可愛いねー」
「まぁな。」
「……；」
退屈アル。
サドじゃない男とこうやって話すのはなんか…
好きじゃない。
こんな事なら…やっぱし病室に行けば良かったアルな。
後悔するって思ったのに…馬鹿アルな、本当。
自虐めいた笑みを浮かべ、愛しい男の顔を思い浮かべる。
さすれば客は顔を赤らめた。
「ねぇ、もしかしてグラ子ちゃんって好きな男居るの？」
「ふぇっ？」
「なんか、顔が乙女ってるしさ（笑）」
「おおおおっ、乙女！？////」
「こーんな可愛い娘さんに愛されて羨ましいねぇ。」
「んなっ//////」
「付き合ってるの？」
おりょうちゃんが尋ねた。
「違うアル！付き合ってないし好きでもないアル！////」
両手をブンブンと左右に振る。
「えー、好きなんでしょー？告白しちゃいなよーっ。」
「違うっアル！おりょうちゃんの馬鹿！///」
「可愛い♪、良いなぁ、青春だねぇ♪」
「だから違っ「否定しなくて良いのよ。」
アネゴが来た。
いつの間に話を…？；
「顔に書いてあるもの、否定したって無駄だわ。ね」
アネゴはにっこり微笑んだ。
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