オーディション

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「さて…あなたたちの名前なんだけど…」 「白銀大地っす」 「天野雲雀です」 「霧沢海斗だよ」 「水鏡龍哉だ」 「なるほど…じゃぁ… 大地君は DAI 雲雀さんはそのまま 海斗君は KAI 龍哉君は RYU でお願いできるかな?」 「「「「 分かりました 」」」」 「あと…連絡先を教えておいてね。みんなが活動するのはそれぞれが高校に進学が決定してからだから、なるべく同じ学校が望ましいんだけど…そこは任せるわ。それと…グループ名なんだけど…社長から言われてるのよ。グループ名は…」 そこにはこう書かれてあった。 「Fifth Soul」 このときから、俺たちは「Fifth Soul」として活動することとなった。ほかの3人は同じ学校に入ったが、俺だけは近くにある公立の学校に進学した。もちろん、進学が決まってからも、バンドも続けたし、「Fifth Soul」が活動を開始するまでにレッスンも受けた。 そして…今に至るわけである。
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