プロローグ

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そう……そこにあったのは 人気アイドルグループ「Fifth Soul」のポスターだった…… 左から DAI HIBARI KAI… そして……RYU……… 「あなたがまさかオーディション受けてたなんてビックリしたわよ。あなたなら受かる自信あるからよかったけど。」 「知らないよ。たまたま行ったライブがきっかけなんだから。おかげで高校生活が台無しなんだけど。」 龍は半ば呆れるように朝食を食べ終え、準備をして学校に向かった。 「Fifth Soul」の中でも RYU…つまり龍哉だけが 公立の高校に通っている… 龍曰く…… 「高校くらいみんながいる近くの高校に進学したい」 との想いからだった…… 「行ってくる…」 そう言い残して龍哉は家を出た… 手には二つの携帯を持ち カツラとだて眼鏡を着用して…
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