はじめに…

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昔、スタールとタザメンの 国境にあたるこの森には 『山犬』が住んでいる と言われていた ―・―・―・―・―・―・― 『人間の気配がする…』 「どの方向?」 『11時の方向………』 「ん………」 目をこらした先には見覚えのある旗と兵士達… 「あっ……!見えた。近いな…」 『うん……戻ろう』 少女は山犬の背中に飛び乗って森の奥に姿を消した……
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