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「かっ…カイ…」
『いーから。頭を冷やせ。すまないな、ナギは人間が大嫌いでな』
っと山犬、カイが男、ルークに言った
「いや、こちらこそ…」
『ナギ…私が代わりに殺してやろうか?』
先ほど追いかけた山犬、ニノがナギに言った
「だめ、カイがゆうんだ。それと殺す時は私がやる」
ナギがニノの頭を撫でながら囁いた
『ルーク…と言ったな、我等はこの森を守る山犬の一族だ。昔からスタール人は我等を邪悪な物と見て敵視していたんだが…、その点お前は落ち着いているな』
カイがルークに言った
「あぁ、俺の国では山犬は神聖な動物で森を守ってると言い伝えられてきた…だが、すでに絶滅したと聞いていたがな…」
『それは…まぁ俺達が最後の生き残りだしな』
ルークを追いかけたもう1匹の山犬、ルキが言った
「しかも話すし…子持ちときた…驚く事ばかりだ」
『あまり驚いているようには見えないがな』
ルキが警戒心をといて話した
「顔にはでない方なんだ」
『…の割にはさっきナギとやり合った時焦ってたように見えたけど…?』
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