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整然と並んだ誰も手を付けてないお菓子 啜るようにしか減っていない紅茶 どこか踏み込めない空気 永遠の別れのように誰も“またね”と言ってくれなかった みんな本当は来たくなかったのかな? 子供じみた不安が胸をよぎる そんな不安をかき消すような佐和子ちゃんの“ありがとう”
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